あたり一面が真っ白に雪化粧されたノスタルジックなこの景色。
おもわず車を停め写真撮影してしまいました。
峠道を上ると共に気温は一気に下がり あたり一面が雪化粧されていくなか
“ドキドキ”しながらの運転。
しかし、峠をのぼり、カーブを曲がる度にスタッドレスタイヤの優れた性能に感動し始めます。
滑りやすい路面を走行していることを ついつい忘れてしまう程の安心感を得ることができたのです。
スタッドレスタイヤだからこそでしょう!
この目的地に到着することができたのは…。
湯原温泉
山に囲まれた歴史の深い温泉街。
山陽と山陰を結ぶ宿場町として栄え、今もその面影を色濃く残している温泉。
「湯原温泉郷」へとたどり着いたのでした。
昨夜…
「今年は、雪が降らんねぇ~」なんて話しを
香住の居酒屋で隣り合わせになった漁師さんと話したばかり…
「半分あきらめてた 雪景色とぽっかぽっかの温泉!」
「なんか、現実が目の前にあるって感じね!」
RVパークゆばら湯っ足り広場
ここ、湯原温泉には
キャンピングカーをはじめとする
車中泊ファンに提供してくれる車中泊施設…
「RVパーク」があります!
RVパークゆばら湯っ足り広場
今夜は、ここ湯原温泉にある
「RVパークゆばら湯っ足り広場」を利用することに決めました!
まずは真庭市湯原振興局で受付を済ませます。
なんと1区画 ¥1,000-/1泊
受付でもらった利用券に記載された区画へ“ぶる~へぶん号”を停めます。
こんな感じで外部電源を繋げます。
1時間¥100-で電気設備は利用。
コイン式なので利用する時間分 まとめて投入しました!
硬貨は100円と500円玉のみ!
これで
眺めのいい旭川沿いの…
『湯原温泉 動く箱 特別室』の完成です。
トイレも目の前
綺麗に掃除されており、清潔。
24時間使用可能でした。
この芝生広場を30メートル程歩くと源泉かけ流しの足湯があります。
「はんざき足湯」
利用時間:夏季(4~10月)7時~21時 冬季(11~3月)9時~18時
横には、すごく綺麗に整備された芝生広場などもあり、清流・旭川のせせらぎを聴きながらゆったりと過ごせます。
これで…
湯原温泉郷での滞在準備も完了しました!
「近くにはオオサンショウウオの水族館あり、少し歩けば温泉街もあるよ!」
「そこを通り抜けると有名な露天風呂もあるじゃん!」
「さあ!温泉にグルメにと!」
「湯原温泉街へ出掛けましょう!」
砂 湯
まず訪れたのは、露天風呂番付で西の横綱にランクされた
「砂湯」
ココから下った所に湯けむりが立ってます。
川底の砂を噴き上げながらお湯が湧いている事から「砂噴き湯:砂湯」と呼ばれています。
地元の方の協力によって24時間無料で開放されている…
大きな露天風呂でした!
そして
なんと…
「混浴なのです!」
こんな看板も(笑)
女性の入浴には、ちゃんとした配慮が…
「湯原温泉の女将とワコールが共同開発した女性用の湯浴み着(ゆあみぎ)で入浴することがでます。」
「湯浴み着は、お湯に濡れても透けない!身体に張り付かない!体型を見られない!だから安心です!」
砂湯には「美人の湯」「子宝の湯」「長寿の湯」の3つのお風呂があり それぞれ温度も違うように感じました。
泉質はどれも低張性アルカリ高温泉でお肌がすべすべに。
そして、何よりも川沿いの開放感の中での入浴が気持ちがいいのです!
「目を閉じれば、川のせせらぎや鳥の声、風にそよぐ木々の音など…
心地よい自然のBGMに包まれていきます。」
“雪”も少し残っており念願の雪見風呂を楽しむことができました。
湯原温泉の夕食…
砂湯であったまった後は、温泉街を楽しみます。
こうなるとビールが飲みたくなりますね。
RVパークでもらったパンフレットで夕食場所を見つけました。
歩いて3分の場所にあったのは、旅館…。
“湯快リゾート 湯原温泉 輝乃湯”さん
格安ホテルや温泉旅館を運営する企業“湯快リゾート株式会社”
「日本の温泉をもっと身近に、気軽に楽しもう!」がテーマの日本中にあるチェーン店旅館だからお値打ち価格!
“365日豪華食材食べ放題のバイキングスタイルが有名”らしいのです!
客室は必要ない私たちは…
日帰り夕食付き入浴プラン 3,780円(税別)を利用しました。
「日帰りなのに夕食とれるの?」
「温泉地では、なかなか受けてくれる旅館なんてないから ホント有り難いことやね!」
内容もすき焼きを中心に肉、魚、中華と多彩で種類も多く お風呂付きのお値段でいうと大満足でした。
宿泊目的で湯原温泉街を楽しむとなると、砂湯や温泉街から30分以上離れていて、少し遠いかもしれませんが…
私たちのように“RVパーク”を利用する者には、歩いて3分程度…。
ご飯とお風呂が一気に解決するすごく便利な場所でした。
夜はまったりと…
RVパークに帰ってきました。
ここからの時間は、まったりと過ごします。
私は、ブログを製作 …
雄大くんは、アロハと一緒にDVD鑑賞してます。
この時間、家で過ごすのと なんら変わりはないのですが、なにかいいんですよね…
少し早めの朝を向かえ…
「おはようございます。」
目覚める場所が違うと身体が 素早く旅モードにシフトチェンジするのかな…
夜型人間の私も旅行中はすっかり早起きです。
昨夜、歩いた温泉街は
朝もやにつつまれ静かな朝を向かえました。
雄大くんとアロハは、川沿いをお散歩中…。
「ホットサンド焼けたよ~」と二人を呼び戻し…
蒜山ジャージーヨーグルトとプリンで朝食を済ませした。
コーヒーで少しくつろいだ後は
湯原温泉を出発する準備をはじめるのです。
最後に…
ここ湯原温泉の露天風呂。
念願の雪見露天となってとっても幸せな時間を過ごせました。
露天風呂という事で最初は 戸惑いながら入浴しましたが、泉質も良く おかげで朝まで お肌はしっとりとすべすべです。
足湯に
グルメスポット
街のメインキャラクターである
オオサンショウウオの水族館。
老舗旅館「油屋」は、宮崎アニメ映画『千と千尋の神隠し』に出てくる旅館のモデルにもなった場所だとか…。
戦国時代、豊臣秀吉の五大家臣である宇喜多秀家の母「おふくの方」の湯治場を開設したという記述が残っていたり
露天風呂番付では、西の横綱にランクされた温泉。
今年、はじめて見る雪景色
これから向かえる春の桜や
初夏の新緑…
秋の紅葉と…
何度も訪れてみたい岡山県北にある美作三湯のひとつ…。
歴史と共に恵まれた自然環境までも楽しめる素敵な場所
湯原温泉
大切な旅の想い出となりました。
甲殿Life~海辺のお家と小さな動く箱