兵庫県から鳥取県へと入り
一番最初に観たスケールの大きい“鳥取砂丘”
砂と風が織りなす大パノラマに大満足しました。
鳥取砂丘を後に西へと走る風景
“ぶる~へぶん号”
砂混じりの国道9号線を西へと走ると…
真横を飛行機が着陸する大迫力のシーンが車窓から見えてきます。
「鳥取砂丘…コナン空港…?」
空港の場所を表示する道路標識…
「鳥取空港の愛称は“鳥取砂丘コナン空港”っていうの?」
「なぜコナン?」
スマホで調べると…
「アニメ、名探偵コナンの作者の青山剛昌さんが鳥取県出身なんだって…」
「鳥取県には空港が2つあるの!?」
「そうみたい!米子市には、 “鬼太郎空港”ってのもあるんだって!」
「知名度アップを図るには、抜群のインパクトやね!」
「愛称が付いてる空港って、親しみがわいてイイかもね!」
こんな会話は、ドライブを楽しくさせます。
そこへ…
「しろうさぎ」という
可愛い名前の道の駅を見つけたので車を停めてみました。
道の駅 神話の里 白うさぎ
神話「因幡の白うさぎ」の舞台である白兎海岸だそうです。
国道9号線の白兎海岸に面した道の駅。
2階から歩道橋を渡って白兎海岸へも行けるようですよ…。
この日はあまり天気がよくなかったけれど
歩道橋があり
そこから見る日本海はとても綺麗で…
「これも生の日本海を見ているんだね~」
「太平洋や瀬戸内海とは何かが違うわ」
「海が物悲しげな感じね…」
黄昏て お喋り・・・
「そもそも、“白兎海岸”も“道の駅 白うさぎ”も、因幡の白兎の伝承に縁があるんだよね」
「知らなかった」・・・
私たちは、ここの道の駅で昼食を取りながら
まんが“因幡の白兎”をYouTubeで観て勉強してみました!
「なるほどねぇ・・・白兎神社もすぐ横にある!」
「名前のとおり うさぎには 縁の深い神社だね!」
「うさぎと大黒様のモニュメントもあるし!」
縁結びの御利益があるという白兎神社・・・
そして、かわいいウサギの像たちがお出迎えしてくれるのです。
「大黒様とウサギの像と記念撮影しようよ!」
「はい!ちーず!」
食料を補充…
この道の駅で
“ぶる~へぶん号”の少なくなった冷蔵庫へ食材を補充します。
地場産品の野菜や イカの麹漬け、海苔の佃煮、しじみ佃煮、ちくわ類
そして鳥取名物!らっきょうも!
「お酒のおつまみばかりやね(笑)」
「これから行く場所は、スーパーもコンビニもないかもしれないからしっかりと補充しておこう!」
冬の峠道へと…
「鳥取県の観光はここで最後なの?!」
「そう!今まで走ってきた日本海ともここでお別れ!」
「ここからは…山あいへと入って行く予定なんだけどね…」
比較的温暖な海沿いを走ってきた“ぶる~へぶん号”
これから峠道を上っていくと気温は一気に下がっていくそうです。
二人が願うのは ただひとつ…。
「道、凍結してませんように…」…でした(汗)
最後の最後に荒波の日本海を満喫!
さあ!
日が暮れて気温が下がらないうちに出発です。
“ぶる~へぶん号”は、先日交換した冬タイヤだけを信頼し、どんどんと山あいへと向かって走るのでした。
鳥取県から峠道へと入り…
道の駅 三朝(みささ)あたりから雪が…
県境…岡山県へと入った頃でした。
「ヤバい!」
「めっちゃ 雪やんか!」
「こんな雪道 大丈夫なの?!」
「こんな小さな道で このデカい車が動けんなったらどうするの!」
すごい風と雪が
横から窓ガラスに強く吹きつけます。
“ぶる~へぶん号”
目的地へと たどり着けるのか…
甲殿Life~海辺のお家と小さな動く箱