『うわぁ~!すごぉ~!』
目の前に迫る
圧倒的な存在感と世界観!
二人がはじめて目にした景色は…
鳥取砂丘
念願の鳥取砂丘に辿り着きました・・・
十万年の歳月の中で少しずつ積み上げてできた造形美…
南北2.4km、東西16kmに広がる日本最大級の砂丘!
とっても雄大で神秘的な風景に息をのみました・・・
「まだ誰にもあまり踏み荒らされていないので、朝イチの鳥取砂丘が見たい!」
残念なことに雨上がりの砂漠・・・
そして、とても冷たく寒い日でした。
晴れていれば、きっと・・・
「日本海の風と砂丘の砂が織りなす神秘的な砂の芸術・・・」
風紋(ふうもん)
砂柱(さちゅう)
「…が見れただろうにね」
幸い、雨は止んでいたけれど、砂丘の砂は雨を含んでいて、ちょっと湿っているところもあり
とにかく砂から伝わってくる温度は冷たかった~
元気に嬉しそうな、アロハの足跡だけが辺りに残ります…。
「アロハは砂浜が大好きやもんねぇ」
「甲殿の砂浜とは、肌触りが全く違ってそう(笑)」
「気持ちいいろぅ」
嬉しすぎて穴を掘り出す始末・・・
「それは、ダメよ!アロハ(怒)」
「鳥取砂丘は、ただ砂があるだけじゃないのよ!自然がおりなす素晴らしい造形美なんだからね!」
砂まみれのアロハ…。
傾斜があったりして、そんなに遠くないように見えるけれど
砂丘の上まで行くのに、片道一時間もかかるみたいです・・・
それを越えると、海が広がっています・・・
「ラクダに乗って砂丘を散歩したかったね」
「冷たいけど砂が入ってきたから、靴を脱ごう!」
丘を裸足で 登ったり、くだったり
子供に帰って砂浜をかけまわりました・・・
「結構息切れしてきたね」
「楽しいね!」
「こういう、澄んだ朝の空気もいいよね・・・」
空が晴れていなくても、やはり、美しい景色が続き・・・
鳥取砂丘は、一面に砂丘の大パノラマが飛び込んでくる・・・
「これが日本!?」
と思うような風景・・・
「そんな砂の海をアロハとお散歩できて、とっても大らかな気分になれたかな」
「日頃の雑念なんかを砂が吹き飛ばしてくれたよう」
砂に残した私たちだけの足跡は、楽しかった旅の痕跡・・・
「鳥取砂丘」・・・
なんで今まで行かなかったのだろうと思うほど、圧倒され感動しました。
中国山地を源流に持つ千代川が日本海まで砂を運び
今から十万年前という気の遠くなるような時間をかけ、波と風が砂を積み上げ砂丘を形作った。
それは
まさに自然が創造した奇跡の姿なのでしょう…。
共に生きるアロハと3人で…
この非日常的な世界観と地球のパワーを感じれたことが、なにより良かったです…。
砂まみれのアロハの姿も、きっと素敵な思い出となるのでしょう…。
甲殿Life~海辺のお家と小さな動く箱