バス買いました!
3月10日(日曜日)大安
我が家にバスが納車されました…
今回、このバス、外観はマイクロバスなのですが内装は しっかりとキャンピングカー!
種類に分類すると“バスコン”というタイプだそうです。
バスコンとは、バスコンバージョンの略。
バスやマイクロバスのボディーをそのままに、架装メーカーがキャンピングカーとして設備を搭載した車両のことです。
前回の
『小さな動く箱「ぶる~へぶん号」の紹介』という記事で
「ぶる~へぶん号」で出かける「Pキャン」「車中泊」の楽しみ方を紹介させていただきました。
キャンピングカーへの憧れ
この5年間 たくさんの車旅を楽しんできた中…
不満点もあがってきました。
今までの“ぶる~へぶん号”は…
うしろのバックドアをはね上げテントで覆う作業をし…
そこに出来たスペースで、食事や調理をしながらリビングとして使っていました。
食事をし、お酒を飲んで気持ち良くなる…
そのままバタンと寝たい…。
「さあ寝よう」と思った時…
テーブルの上の物を片づけ…
荷物を移動しベッドメイクしなければならない。
バックドアを上げ、そのまま寝る場合もありますが…
安全面が不安で熟睡できない。
そして雨など降ってくると大慌てで片付けが大変です。
そんな中…
雄大「道の駅で隣り合わせのキャンピングカーオーナーさん達と出逢って 車内を見学させてもらったんです。それがきっかけでキャンピングカーに興味を持ちはじめました。」
「やはりキャンピングカーやトレーラー、かっこいいんですよ。」
キャンプ施設に停まってる姿も…
そこでゆったり過ごされいてるご家族も…
「私たちは箱バンでの車中泊…どうしても寝るだけのスペースしかないんですよね。」
「ゆったりと、ソファー付きのリビング…。
寝るだけでなく生活できるお部屋でそのまま移動できるなんて…
私たちの旅のスタイルとは、同じようで まったく違う、夢のようなスタイルだな」
と感じました。
素敵なご夫婦との出逢い
数年前、大豊の道の駅で車中泊した時のこと…
キャンピングカーで旅行を楽しむシニア夫婦とお話する機会がありました。
「キャンピングカーの車内って、何もすることないから自然と会話が多くなるのよ…。
最初は子供や孫の近況と日常的な話しからスタートするんだけど…
だんだん二人がはじめて出会ったころの思い出話しとかになってね…。
車から外へ出て、イスを二つ並べ夜空なんか眺めていると、不思議なもので
“豊かな気持ち”に に思えてくるの!
キャンピングカーは、私たちにとって大切な旅行手段なのよ」
と 力説してくれました。
「私たちも この気持ち、すごくわかる!と共感してしまい…
この頃からキャンピングカーの 魅力にますます惹かれていったのが正直なところなんですよね。」
“購入する”ではなく、“例えば購入するならば”…
クリアしなければいけない問題を私たちは、1年以上話し合いました。
1.維持費問題(8ナンバーの維持費のメリット)
2.駐車場問題
3.普段使い問題
これらの難題をひとつひとつクリアし…
答えが出るまで…
「今の、ぶる~へぶん号を乗り続けようよ…」
「5年目の車検をむかえた時、もう一度、話し合って最終決断をしようね」
2019年2月…5年目の車検を前にし…
私たちの出した決断は…
「欲しい時が購入適期!!」
だったのです!
…ほぼ雄大の情熱が強く
“例えば購入するならば”
ではなく
“購入する!”を前提に
この買い物について 私たちは 再度、話し合っていきます。
維持費問題(8ナンバーの維持費のメリット)
パトカー、消防車などと同じ、このキャンピングカーは、8ナンバー車輌。
8ナンバーは、本当にメリットが大きいのでしょうか?
自動車税、自動車重量税、車検費用、任意保険など…。
私たちは生まれて始めて 車のナンバーの種別について学びました。
アーミ「“ぶる~へぶん号”などは、初回2年、以降、毎年車検でした。
今回のキャンピングカー、8ナンバーの車検期間は2年毎です。
8ナンバーにする事で、自動車税や自動車重量税などは安くなる場合が多いのですが…総合すると必ずしも得とは思えない…。」
「でも、損でもないようです。」
駐車場問題
「高さ2.7メートル
長さ6メートルを超す…このサイズのバスをどこへ停めるの?」
○甲殿HOUSEの駐車場
○街で借りてる北本町倉庫ガレージ
高さ2.7メートルのバスを、海辺のお家に停めるには工事が必要でした。
このように3.0メートル近いゲートを造り、駐車スペースを確保…。
「クリア。」
北本町に借りてる …
お店出勤に使う倉庫兼ガレージの高さは2.8メートルでギリギリ…
何度か 車庫入れ練習をし
「クリア。」
普段使い問題
1ヶ月に1回エンジン入れるようなら勿体ない。
キャンピングカーとしての快適性以外に日常の使い勝手も重要。
○お店への通勤
○アーミの運転
「海辺のお家と、店への移動は、すべて このキャンピングカーをベースにしよう」・・・
2人の総合的な意見は合いました!
キャンプや、旅をするのももちろん、キャンピングカーを仕事の通勤にも使うし
海とか行く場合など、アウトドアのベース基地としても使います。
普段の足でもあり…
遊びの基地でもあり…
移動別荘でもあり…
時にはオフィスやビジネスホテルの代わりでもある。
でも まだまだ心配事が残っていました・・・。
アーミ「私の免許、オートマ限定だし あんな大きいバス…しかもMT車は運転出来ないよ!」
雄大「お店で、お酒が入った場合も考えてる。」
「北本町のガレージに芝を敷き詰め、グリーンをいっぱい植えて室内型キャンプ場を創ろうよ!」
私たちは、お酒が入る仕事…
主にお酒を飲むのは雄大…私が運転して帰るのが今までのスタイル…
世の中のルール守り、そしてそれを楽しみに変える…
これが、私たちのルールなのでしょうか。
この雄大の 何とも言えない考え方に私はいつも驚いてしまいます・・・
が…いつのまにか雄大以上に はまっていることも事実です・・・。
いつも私たちは、 2人にしか分からないイメージの話しをします。
浮かんできた言葉だったり、イラストだったり・・・
ある日、雄大が大きなバスの絵を描き出したので
それへ私がお店のロゴマークを並べたことがありました・・・
もうすでに この時、バスに乗ってアロハと家族3人で旅をする絵図があったんでしょう・・・
いつもイメージしたことが現実になるのです・・・。
アウトドアのベテランでも何でもない私たち・・・
“ぶる~へぶん号”で寝泊まりした回数は、過去5年でも30泊弱…。
まだまだ 車中泊初心者です。
この5年間、たくさんの旅行を「ぶる~へぶん号」で楽しんできました…
車中泊の楽しさ…
愛犬との旅の楽しさ…
アウトドアの奥深さ…
“ぶる~へぶん号”には、旅の楽しさと、私たち家族のライフスタイルを構築してもらいました。
下取り車として バスを購入した為…
“ぶる~へぶん号”とは、お別れすることとになります。
新しく迎えた、このバス“ぶる~へぶん2号”
私たちにとって
更に多くの旅を彩ってくれることになるのでしょうか?
20年前の中古バス キャンピングカー。
日産シビリアン
走行距離:7万キロ
海の見えるおうちにやってきた…
夢と希望の箱は、お庭にピタッと収まったのでした…。
“甲殿life~海辺のお家と小さな動く箱”