私達は、
雨の知床五湖を後にして
楽しみにしていた、国道334号、
知床横断道路を 羅臼(らうす)方面へ・・・
“ぶる~へぶん号”を走らせます。
峠までたどり着くと
あたりは、霧と雨につつまれて
羅臼岳も全く顔を見せてくれません。
しっかりと色付いた知床の紅葉と羅臼岳をを見たかったな・・・
残念な気持ちで知床横断道路を下ります。
そんな気持ちで迎えた
次の日の朝・・・
滞在した標津町にあるキャンプ場は とても良いお天気に恵まれてました。
「このお天気なら知床峠の紅葉も羅臼岳もみれるんじゃない?」
「もう一度行ってみようか?」
ここは50キロ離れた標津だけど…
おもいきって引き返そうよ!
「知床峠まで!」
いつもなら、
左手に海が見えるはずなのですが、
今日は右手に
海が 広がります。
それは、昨日、雨と霧でみることができなかった
知床峠の紅葉と羅臼岳を
どうしても、見る為に引き返しているから…。
知床峠
斜里と羅臼を結ぶ知床横断道路の頂上
知床連山の尾根にあたる標高738mの峠です。
知床峠横断道路をくねくねと登り詰めた
大自然の中の 晴れ渡った知床峠は
気持ちの良い空気が流れ
何度も深呼吸をしてしまいました。
思わず鼻歌が出てしまいます。
知床峠のてっぺんのところに駐車場があり、展望台があります。
車を降りると、間近に羅臼岳がそびえ、
風が抜ける気持ちのよい場所です。
目の前に見える羅臼岳ぇ・・・
壮大です!
そして
遠く国後島まで見渡せる景色は圧巻!
「来て良かったぁ!」
とても嬉しくて
帰り道、ぶる~へぶん号には
「知床旅情」の歌声がいつまでも響いていたのでした。
甲殿Life~海辺のお家と小さな動く箱