好きなモノに囲まれる幸せ。誰もが一度は憧れるのでないでしょうか?
特に男性は、子どもの頃から、秘密基地に憧れるようですね…。
雄大「大人の秘密基地に見立て、完全な趣味の空間を作りたい…」
「どんどん増えるキャンプ用品を生活の中で実際に使ってみてはどうなのか?」
アーミ「そうね!せっかくお気に入りのキャンプ道具を揃えても、その出番は月に1,2回…それじゃもったいないよね…」
「いざキャンプへ行こうと久々に出してみると、ダッチオーブンがサビていたり、テントがカビていたり……。」
キャンプ道具の機能性やデザイン性はシンプルで洗練されているものが多く、お家の中でもインテリアとして真価を発揮できる優れものばかり。
「アウトドアグッズを毎日の生活に取り入れ、楽しめる部屋…」
そして…
「仕事や家事から解放され美味しいコーヒーとケーキを楽しむひととき…そんな素敵な時間を過ごせる部屋があったら、何気ない日常が豊かな気持ちになるじゃないかな…」
そんな思いから
2016年12月より二人が考える空間創りが
この一階の「空き」スペースに趣味部屋を創っていきます。
雄大「DIYは、不得意ですが、骨格は大工さんに仕上げてもらい 少しづつ自分も工具を持って部屋造りに挑戦してみます。」
エクステリアは、二階から上のトタンの外壁に対し、新しく創る一階の壁は、木を使った柔らかく温かみある外壁…。上下の2つの外壁は、無機質な金属と木の質感…そして色合いが なんとなく良いバランスになってきたような気がします。
小上がりの床に薪ストーブと囲炉裏
雄大 「今回の趣味部屋創りにあたって土間に、杉板で小上がりの床、そこに囲炉裏と薪ストーブ…。この部屋の主役でもあり理想でもあるのです。
薪ストーブ は、懐かしのダルマ型!! 昭和ノスタルジーを感じるダルマ型薪 ストーブ。 インテリアとして味わい深いだけでなく、実用性も十分あります。
最近は、オール電化によって火を出さない暖房・調理器具が選ばれてるようですが、囲炉裏や薪ストーブなど、直接、火の暖かさを感じる器具を求めてしまいます。
単なる暖房器具としてでは無く、ひとつの火と美味しい食材を囲って身体だけでなく、心まで暖め穏やかな時間が流れる…そんな小上がりの床に囲炉裏、そして薪ストーブ…
夢の装備が設置されました。
インテリア
インテリアを考える上で大掛かりな作業は大工さんにお願いします。
レトロ感を出すエイジング&ペインティングは自分たちで…理想の部屋と間取りを一緒に想い描き大好きな家具を配置していきます。
アーミ「グリーンを置きたいな、木を使った自然な雰囲気にしたいな、そんな場所で美味しいコーヒーを淹れて飲みたいな」
雄大「絵を描いみたり 流木なんかで色々な工作を楽しみたいから、ちょこっとした作業ができるテーブルが欲しいな」
金属やコンクリート、タイルなど無機質な素材をベースに、木材やレザー、ファブリックなどの異素材を合わせ “インダストリアル”なカフェのようなインテリアを目指しました。
「“アウトドア”って少し前までは趣味のひとつという印象でしたが、今は、ひとつのライフスタイルになってきているように感じます。」
「家族や、親しい仲間とお家カフェを楽しみたい…。お家カフェの魅力は外カフェよりずっとゆっくりできること…。忙しい毎日の中で そんな至福の時間はそうそう持てるものではないし、いつもの食事は家でするのが一番…。」
「お家ごはん」には、そんなのんびりとした楽しみがあるのです。
毎日の暮らしの中に楽しさと喜びを…
“ぶる~へぶん号”で行くオートキャンプだけでは無く、日常生活の中で“インドア+アウトドア”のような、外と内がなんとなく入り交じった曖昧さが、自然といい雰囲気となりました。
家の中にいながら、自然を感じられるアイテム。これからも日々の暮らしの中に、自然やアウトドアのエッセンスを少しずつ取り入れてみようと思います。
夫婦二人とアロハだけの、のんびり・ゆったりとした時間が流れ…
毎日の暮らしが楽しくなる一階のお部屋となりました。
“甲殿Life~海辺のお家と小さな動く箱”